ここ数年、Z世代と呼ばれる25歳以下の若者がけん引役となり、『昭和レトロブーム』が続いています。
『写ルンです』や『昭和歌謡』のリバイバル、『西武園ゆうえんち』のリニューアル以外にも食やファッション、インテリアなど様々な分野で『昭和レトロ』がブームとなっています。
『レトロ文具付録』をシリーズ展開する宝島社が2021年6月に実施した調査で「レトロなものに興味があるか」尋ねたところ、実に63%の女性が『興味がある』と回答しています。また、2021年6月発売分をもって、『レトロ文具付録』がシリーズ累計100万部を突破したとのことです。
現在の『昭和レトロブーム』は昭和(1927年12月25日~1989年1月7日)のどの時期にあたるのでしょうか?少し考えてみました。一般的には、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』に見られるような『昭和ノスタルジー』が感じられる1960年代ころから1980年代のバルブ期を経て1990年代まで(昭和30年~平成11年)の期間が現在の『昭和レトロブーム』の時期にあたるといわれています。