ハロウィンのとき渋谷に来ていた人たちはどこから来ていたのか

Posted by 鷹野寛之 on 2019/10/01 13:38:52

 私たちは日々の業務でエリアの分析をして、効率的な販促や、どのようにそれを実施していくかのサポートをさせていただいております。その知見を「ちょっとみんなが気になるテーマ」に合わせて、編集をした記事がこちらの記事なります。今回はハロウィンをテーマにエリア分析を活用して、その日に起きていたことを見える化してみました。

 まず、ハロウィンに来ていた人がどんな時間にどんな性別年代だったのかは、こちらの記事でご説明しています。

参考:ハロウィンに渋谷に来ていた人たちはどんな人たちなのかデータで見える化してみた

 このとき見えたことは渋谷の交差点付近に滞留していた人たちは17時位から増えていたこと。20代30代の男性が特に増えていたことが分かりました。今回の記事では、その人たちは「どこから来ていた」のか、についてまとめています。

どこから来ていたのかを分析する方法

 今回もツールは、弊社のサービス ” Location Navigator ” を活用します。スマホのGPS情報からその場所に来ている人がどういった属性で、どんな時間に、どこから来街しているのかが分析できるツールです。こちらの切り口では、店舗に来ている人の属性を見える化して、店頭づくりやMDに役立てたり、販促の効果を測定するときには使っています。あくまで匿名化されたデータですので細かく細かく見ることができるものではありませんが、分析、課題抽出、その課題に合わせた具体的な販促アクションのために活用することができます。

 ※今回の集計は市区郡単位ですが2019年11月以降、町丁単位でも集計することができるようになる予定です。

成田山新勝寺

 例えば、上記のデータは、成田山新勝寺の2019年1月1日~3日までのデータを地図化したものです。30分以上滞在した人がどこから来ているのかを集計してみました。千葉県内からの初詣客の比率が高く成田市の他には、船橋市、佐倉市、柏市からの客が多いことが分かります。(ちなみにデータの中身を見ていくと、性別の偏りはなく年代としては60代以上が多いこと。午前中に人が多いことも分かります。)

 私たちは課題ありきで、いろいろな切り口でデータを活用し課題を見える化しています。今回は、その切り口を見ていただくために、例として「渋谷のハロウィン」をテーマに設定しています。要件としては「渋谷のハチ公前交差点周辺」に来ていた人たちはどこから来ていたのかの集計、となっています。

 

 普段、渋谷に来ている人と、ハロウィンに来ている人の違い

 ハロウィンといえばここ数年盛り上がっているのが、渋谷のスクランブル交差点でのお祭り騒ぎです。ハロウィン当日の渋谷の街の動きをデータ化しています。比較は、ハロウィン前週の2018年10月24日(水)と、10月31日(水)の比較です。結果は・・・。

2019年10月24日(水)渋谷ハチ公前交差点近辺の来訪者

20191024渋谷

 渋谷に乗り入れている鉄道沿線にやはり広がっているような印象です。データの中を見てみると、かなり広域から人は集まっていることが分かります。(地図上は、来ている人の人数が多い、上位の市区郡について色付けがされており、実際はもっと広い範囲から来ています。)では、10月31日(水)はどうだったでしょうか。

2019年10月31日(水)渋谷ハチ公前交差点近辺の来訪者

20191031渋谷

  どう見えるでしょうか。来ている人が増えていることはもとより、より広域から人が来ていることが分かります。特に八王子や西東京から来ている人が増えていることが分かります。

 渋谷の騒動を実際に目にした人が、「渋谷の切符売り場に行列ができていたので、普段渋谷に来ない人が渋谷に来ている」という仮説を立てていました。その仮設は正しい部分はあるのかもしれません。東京の都心ではなく、少し郊外の渋谷に普段来ない人がハロウィンのときには渋谷に集まっている。そのため、(その人は定期券などを使っているわけではなく)きっぷを買う人が集中して売り場が混んでいた、ということは当たっている部分があるかもしれません。

 同時に、「電車をあまり使わない(よってSuicaを持っていない)田舎暮らしの人である」という仮説を立てている人もいました。曰く、渋谷のお祭りのために地方からこの日のこのお祭りに参加するために上京してきている、という見解です。データで見るとたしかに一都三県より郊外の都市から来ている人も増えている状況はありましたが、それほどは増えていません。データから見ると、そこまで遠くから渋谷に集まってきているような状態は見られていません

 以上、「ハロウィンに渋谷に来ている人はどこから来ているのか」でした。

 

 これらの情報はイベントに限らず、商業施設や、飲食店でも活用することができます。興味がある方は、お気軽にお問い合わせいただけたらと思います。

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